2010/2/14の納得

• 池田信夫さんのtwitterで、ここ一連の民主党 VS 検察についてのコメントを見る。
  • 検察のリークについてのコメントである。検察が意図的にリークして世論を煽ったのではないか、という見方に対して、池田さんは、「検察の情報操作」じゃなくて「マスコミの推測による過剰報道」であるとコメント。
  • 私は、池田さんの意見が好きである。
• 内田樹さんのblogで、「Twitter と自殺について」を見る。
  • 社会が硬直化し、強者は既得権を死守し、弱者は分断されているとしている。その流れにおいて、階層下位に釘付けにされている特定の社会集団の生命力が衰微しつつあるとしている。対抗策として、一つは、地縁的・血縁的な共同体（ゲマインシャフト）を再構築することと、「誰にでも、成功のチャンスがある」ように、階層的な流動性を担保することである。そのためには、強者は、階級的に独占している権益の一部を投じて、社会的弱者のプロモーションを支援しなければならない、というお話。
  • 一つ目の対抗策として、ゲマインシャフトの再構築という対応はいい話。実際、私にはゲマインシャフト的なつながりがないので、非常に渇望している。今は、いろんなことで紛らわせているが、もうすぐ構築する術もなくなるのだろう、と思う。
  • 二つ目の対抗策としては、ノブリスオブリージュ（noblesse oblige）に近いかな、と思う。
  • でも、ここから、実現可能な手段、自分自身で行動できる内容に落とし込むことが必要なのだが、なかなか思いつかない。これが一番の問題かも。