2011/5/22のTV(1)
- 某国営放送のスタンフォード白熱教室を見る。
- ティナ シーリグの授業で、「6色の考える帽子」というタイトル。
- アイデアを出すスタイルを、6色に例えて、ブレインストーミングを定式化している。なるほど、と思う。
- ブレインストーミングを行う際に、やっていいこと、悪いことがある。それらを、以下の色の役割を参加者与えるのだが、役割になれる時間を割り当て、上手くコントロールしている。つまりある時間はホワイトの役割をみんなで共有して取り組む。そして次の時間は、異なる色の役割をみんなで共有して取り組むのだ。
- ホワイト:中立的、客観的
- グリーン:常識に囚われず創造的
- イエロー:積極的、楽観的、ポジティブ
- ブラック:ダメだし、問題を指摘
- レッド:熱意、直感、感情で人を引っ張る、気持ちを重視
- ブルー:冷静、整理、プロセス重視
- 具体的には、まず問題点に共感して、その問題を定義し、対策やアイデアを考察し、その対策を具体化して試作して、それを検証する。このプロセスを繰り返す。
- この中で、問題の定義と考察については、まず全員で、ホワイトになって、そのあとグリーン、イエロー、ブラック、レッド、ブルーで対策を検証する。
- 次に、自分が最も嫌いな役割の色になって、前段の検証を行い、最後に自分の好きな色で、最終検証するのいうもの。
- 先日のワールドカフェもおもしろかった。ワールドカフェや6色の考える帽子など、これらの手法を上手くミックスさせれば、もう少しアイデアを上手く出せるかもしれない。