2011/2/11の演劇
- ハイバイの「投げられやすい石」を見に、Art Complex 1928まで行く。
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- Art Complex 1928は、昭和三年(1928年)武田五一氏の設計により、大阪毎日新聞社京都支局ビルとして建築されたのとのこと。なかなかいい感じの建物である。
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- 横には、タリーズなんかもあって、ロケーション的にはいいところである。
- それで、チケットは20番台であったので、一番前に座れた。
- そうそう、ヨーロッパ企画の人が多く、観劇に来られていたと思う。
- タリーズでは、山脇さんを見かけて、会場前では、石田さん、開場前に並んでいると、本多さん、土佐さん、開場後は、酒井さん、終演後は、中川さんも見かけた。あと名前はわからないけど、スタッフの人とか。。
- 本多さんに覚えていただいていたので、うれしかったね。
- で、演劇。
- 会話や動きに非常にリアル感があり、怖いくらい。
- 演劇は、枠組みというか、客との共通の土台があり、その上で演じられることが多い。大抵は、その土台が、演劇の枠にはまっており、その中で演じられることが多い。でも、先日の永野さんの不条理劇場や、今回の投げられやすい石は、土台を壊したり、土台をリアルな自分に持ってくる。
- 土台が無くなったり、リアルな自分に持ってくると、慣れていないせいか、うまく笑えない。クスッと笑えるところもあるし、身につまされるところもあって、笑いが戸惑うのだ。
- かといって、演劇が面白くないというわけではない。凝視してしまうのだ。
- うまく感情を説明できないが、最後はなんか泣けてくる。