2009年のベストブック
- なかなかベスト10とか決められないので、おもしろかったものの羅列になる。
- 京都派というか、森見登美彦、万城目学系統。2010年は、これに、瀧羽麻子が入るのか??
- 森見さんの「宵山万華鏡」、「恋文の技術」もよかったが、一気読みしたのは、万城目さんの「プリンセス・トヨトミ」だ。現在大阪に住んでいることもあるし、よく行く場所が書かれてある。つぼにはまった。
- 女性陣では、三浦しをん、川上未映子、角田光代、湊かなえ、山田詠美などを読む。
- 男性陣では、村上春樹、樋口毅宏、伊藤たかみ、吉田修一、橋本治、小田雅久仁、ジョン アーヴィングなどを読む。
- 「1Q84 BOOK 1」、「1Q84 BOOK 2」は、リリースされた直後に読み出した。パラレルワールド。
- 久々の伊藤たかみ。「誰かと暮らすということ」。淡々。
- いいねー。吉田修一。「横道世之介」。うらやましい。
- 最後は、橋本治。「巡礼」。自分の将来を見るようで、少し怖い。
- エッセーというか読み物系では、町山さんをあげるべきなのだが、評論系であげたので、以下が気に入ったもの。
- やられた、わぐりたかしの「地団駄は島根で踏め (光文社新書)」。ほんとやられた。関連があるのが、安居良基の「世界でもっとも阿呆な旅」。
- 池谷裕二「単純な脳、複雑な「私」」。これだけは断言できる。Webとの連携もおもしろいし、科学的な読み物では、2009年ベスト1だ。
- もひとつ。「くらべる図鑑 (小学館の図鑑・NEOぷらす)」が、科学的読み物で2009年のベスト2だ。見ていて楽しい。